高齢者介護の業界とは全く違う世界
Q. なぜ児童福祉業界を選んだのですか?
将来の進路を考えた時に、手に職をつける意味で福祉関係の高校に入って、「介護福祉士」の免許を取得しました。人と接するのが好きでしたし、高校の実習も楽しかったので、介護系の仕事に就こうかなぁと思っていました。
ただ、もともと子供が好きで、小学生の頃から小さい子を「かわいい、かわいい」って可愛いがっていたぐらいだったので、「福祉関係で子供に関われる仕事」ということで、こちらを選びました。
Q. 入社前に不安はありましたか?実際に入ってみてどうでしたか?
結構、人見知りなので「馴染めるのかな」とか「やっていけるのかなぁ」という不安はありました。でも、みんなが声をかけてくれたので、馴染みは早かったです。人見知りについてもこの仕事で変わったところはありますね。接しないと仕事にならないので(笑)。
最初は「親御さんとも何を話せば良いのかなぁ」って思ったりもしていましたが、今は「こんな風に過ごして、こんなことをしていました」みたいに細かく報告できるようになりました。
Q. この仕事の楽しさややりがいは何ですか?
基本楽しいのが前提なんですけど、子供たちの方から「一緒にこれしよう」とか「あれしよう」とか誘ってくれる時が、私はすごく嬉しいですね。子供は正直なので、嫌であれば「嫌」って直接言う子もいるので。子供に好かれるのが一番嬉しいですね。
それから、自分たちが関わることで、子供たちが、できなかったことができるようになると、自分のことのように嬉しいですね。子供たちがより成長できるようにしてあげたい、というのが目標でもあります。
Q. わかばの良いところは何ですか?
指導員がみんな子供のことを考えていて、指導員同士のコミュニケーションも取れているので、明るくて良いなぁと思いますね。和気あいあいとしていて明るい職場です。
お昼休みにごはんを食べながら会話をしていると、子供の話で「こうしていった方が良いよね」とか、情報を共有してくれますし、分からないことがあれば何でも教えてくれるので、とても取り組みやすいです。
Q. 妊娠・産後はどんな風に仕事をしたのですか?
最初は正社員として入って、妊娠中も産休入るまでは働いていました。あまり動けなかったので、できる範囲で子供たちと折り紙をしたりとかしていました。それでも子供たちは楽しんでくれてたみたいで、産休・育休明けにパートとして戻って来たら、「おかえり」と言ってくれたり、「赤ちゃんどう?何歳になった?」と話しかけてくれたので、動けないなりに自分でも頑張れていたのかなぁって思いました。
ちなみに産休・育休の取得は私が最初で、今は他の方が育休でお休みされています。産休があって、それが終わったら育休制度があるので安心ですし、働きやすいですね。
■育児休業制度について:
入社1年以上の従業員で、1歳未満の子どもを養育している方は育休制度の対象となります。その他、介護休業制度や育児・介護のための時間外労働の制限、勤務時間の短縮などの制度があります。産休・育休明けは、休業直前の部署及び職務に復職するのが通常ですが、ご本人の希望により変更することも可能です。(詳細は面談時等にお問合せ下さい)
Q. この仕事を勧めるとしたら、誰にどう勧めますか?
内気な方でも子供たちといれば自然と笑顔になれますし、楽しいと思います。 みんな助けてくれるので、そこは心配ないと思います。全部一人でというのはなかなか無いので。
「介護は大変」などの理由で資格を持っていても働いていない人が多いんですけど、放課後等デイは高齢者の介護と全く違うので、全然苦にはならないんじゃないかなって思います。
子供が好きな方であれば、一緒に遊べて体も動かせるし、子供たちはとっても可愛いので、楽しめると思います。分からないことは聞けば良いですし、みんなで「この子はこうだよね」っていうアドバイスはしますので。